カニの鮭&ガチマ上達へのノート

頭ばかり使って手が追いつかないタコの話

鮭での生存意識の重要性を説明できる?理解してる?

 

カニです。

左手怪我して腫れてスプラは休んでましたが復活しました。

 

 

なんで生存意識って大事か説明できる?理解してる?

 

さてみなさんはサーモンランにおいて1回のバイトで何回デスするだろうか?

周りを見ないで突っ込んでデスしていないだろうか?

たくさんの解説者がサーモンは生存意識が大事だと言っていると思うが

なぜ生存意識が大事か説明できるだろうか?理解しているだろうか?

あなたも、はたまたその解説者も。

漠然と生存しなきゃいけないと思っていないだろうか?

 

生存意識の重要さを説明するためにデスがどれだけの損かを時間や仕事量から考えてみます。

 

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デスしてない人の方が成績いいような気はするよね

 

自分1人だけのデスならたいして影響ない?

生存意識が大事なのはその通りなのだが

ただ、こう思っている人もいるのではないだろうか?

4人生存状態から自分1人だけがデスした時

 

他のみんなが生きてるからすぐ助けてくれる。たいして影響ない!

 

と思っていないだろうか?

なんとなくそう思ってしまう気持ちもあるのだが、実際は違う。

 

そもそもデス1回でも結構なタイムロス

以前の記事でデスしてから救助可能になるまでは5.5秒かかることを紹介した。

1waveは100秒なので5.5秒は1wave全体の5.5%もある。2回なら11.0%。かなり大きい。

しかもこれは最短で救助されても5.5秒かかるということだ。

救助に時間がかかればおさぼりしている時間は更に伸びる。

 

tashikani-crab.hatenablog.com

 

 

自分1人がデスしている間の全体の仕事量はどれくらいなのか?

 

4人が3人になったのだから、自分1人がデスしている間の仕事量は3人分だろうか?

そうではない。実際には2人分の仕事量に減る。50%減だ。

自分を助けるために誰か1人が一旦仕事をやめて救助に向かっているからだ。

自分だけでなく他の味方の仕事も止めてしまっている

本当に仕事ができているのは2人になってしまっているのが実際だ。

自分1人がデスするだけで全体の仕事量が半分になってしまうわけだから、たいして影響ないなんて言えなくなってしまう。

時間の問題だけでなく仕事量も大きく落ちてしまう

 

仕事量が半分に減るのは何秒間?

 

さっき言ったようにデスから救助するまでは最低5.5秒かかるし、1人がデスすると救助できるまで仕事量は半分になる。

つまり最低でも5.5秒間は残りの2人しか仕事していない

実際にはよほど目の前でない限り、デスに気づいてその方向を見て場所を確認するまでの時間と、そこへ向かうまでの時間がある。その間はずっと仕事量は2人分である。

とにかく1人がたった1回デスしただけで、5.5秒以上仕事量が2人分になってしまうことは頭に入れておいてもらいたい。

その間にもシャケ達はわんさか湧いてくるので想定以上に状況が悪くなる。

 

図にして考えてみよう

 

ここで例を挙げましょう。

 

例1

デスして最短5.5秒で救助をした。これが1wave中3回起きた時。

 

デスから5.5秒間、デスした人と救助に向かった人が仕事ができない。仕事量は2人分減る。

1wave中に同じ人が3回デスはそんなにないが、別々の人がデスするなら全然ある話。ちょっと図にしてみましょう。

 

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図にしたらちょっとわかりやすくなんねーかなと思ってやってみたんだけど…うーん、どうなんだ?

x軸が秒数、y軸が仕事量(〜人分)。

とりあえずデス中にがっつり仕事量が減るのがわかってもらえるでしょうかね?

さて赤線はなにかというと、このwaveの平均の仕事量です。

このwaveは計算すると平均して3.67人でバイトしていることになるよってこと。

そう考えると意外と5.5秒が3回もあると重い。

 

例2

デスにはすぐ気付いたが救助までに10秒かかった。それが3回起きた。

(遠い場所でのデスを想定。案外これくらいかかることって少なくもない。)

 

デスから救助までの10秒は2人で仕事をしている。

 

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凹みがかなり大きくなってきましたね。

赤線の平均仕事量は3.40。1waveを3.40人で仕事していることになる。

みんなの半分も仕事しないやつが1人いる計算ですね。

そんなやついるとしんどいのは説明しなくてもわかるはず。

 

 

例3

浮き輪が出てくるまでデスに気づかず、浮き輪を確認してから救助まで10秒かかった。

それが3回起きた。(更に遠い場所でのデスを想定。)

 

状況としては最悪ですね。

浮き輪が出るまでの5.5秒間の仕事量は3人分。それから救助までの10秒間は2人分。

 

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だいぶボコボコ。赤線の平均仕事量は3.24。

1waveで3.24人しか仕事をしていない。驚異の約2割引。(81%)

やや極端な状況ではあるんですが。

 

 

たった1人のデスも救助に向かう人を伴うことで1回1回が大きなロスとなることがわかってもらえるでしょうか?

今回は1wave中3回起きたことを想定しました。

例1でも触れたんですけど、1wave中に別々の人がデスして計3回だったってことはちょくちょくある話。

実際に起こりえる状況なのではないでしょうかね?

 

参考動画

10秒以上浮き輪

 

デスする場所が悪いと普通に10秒以上浮き輪でおさぼりすることになるのでご注意を。

しかも原因が水没なのでまじで見せたくない動画。

 

ポラリスのレール

 

ポラリスの下の方でデスして浮き輪でレールで戻って救助してもらうような状況ありますよね?

生存状態でレールに乗って、コンテナ前に着地するまで約6.7秒かかっている。

デスして浮き輪で移動してレールに乗って…とやっていると10秒くらいかかりそう。

リプでレールと壁の納品時間を比べた動画を貼ってくださった方もいらっしゃるのでよかったらぜひ。

 

2デスなら尚更やばいぞ

 

今回は1人がデスしている状況に絞って考えましたが、2人デスする状況だって当然ある。

1人で救助に向かえばその間の仕事量は当然1人分

2人で救助に向かえば誰も仕事にならない。0人分

今回の例よりも仕事量が減るのは言うまでもないですね。

 

生存意識の重要性をちゃんと理解すること

 

ただ漠然と生存意識を考えているとそれがどれだけ損かは実感しづらい。

数字や図で考えれば生存意識の重要性がより理解できるようになるかと思って、わざわざこんな図を作ってみたわけです。

 

うーん、伝わるかな?自己満足はしたけど。

 

とにかく1人のデスでもどれだけ仕事量のロスがあるかを理解することができれば、生存意識の重要性をより理解できると思う。

また同時に、救助に時間がかかる位置でのデスはなるべく避けるべきだということもよくわかるはずだ。

 

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サーモンランでは命を粗末にするべきではないです。

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サーモンランでは生きてさえいればやれることはたくさんあります。

 

今日のまとめ

 

  • 自分1人のデスも結構なタイムロス
  • デスした人と救助に向かう人は仕事ができない
  • 1人のデスでも全体の仕事量は半分に
  • 当然2デスなら仕事量はもっと減る
  • 生存意識の重要性を理解しよう